地震に負けない家づくり
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地震に負けない家づくり

南海大地震について

地震には、二つの種類があります。阪神淡路大震災や中越地震に代表される断層型と、東北地方太平洋沖地震や次の南海地震に代表されるプレート境界型です。
私たちの住む高知県にも、数多くの活断層が存在し、そのズレで発生する地震も時々観測されますが、最も心配しなければ成らないのが、フィリピン海プレートがユーラシアプレートの下に沈み込んでいる南海トラフで発生するプレート境界型地震で、必ず津波が押しよせます。

30年以内に60%の確立

発生の周期は100縲鰀150年ですが、この南海トラフ地震は、世界で最も規則性が高い地震で、ここ30年以内に発生する確率は60%を越えました。この地震の特徴は、長い大きな揺れと、その後に押しよせる津波です。平成23年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震では津波により多くの家や住民が流された事は皆さんもご承知の通りです。

地震による建物倒壊

地震と建物には密接な関係があり、地震の揺れは、周波数で現すことができ、建物が一番倒壊してしまう周波数をキラーパルスと呼びます。木造住宅にとってのキラーパルスは、周波数が1~2秒の揺れです。この周波数の揺れで、多くの木造住宅が『共振』を起こし、建物倒壊に繋がります。

地震に強い日本の建築

しかし、私たち日本人は長い歴史と多くの経験から、そうした地震から建物を守る方法を生み出しました。それが、「耐震」・「制震」・「免震」と言う考え方です。
この考え方の中で、古くから用いられているのが制震です。たとえば五重の塔は火事や雷にはめっぽう弱いのですが、地震では全く壊れた事が無いのをご存じですか、それは伝統的な制震構造で建てられていたからです。

これからの耐震建築

一般的な木造住宅は、耐震構造で建てられていますが、想定を越えた揺れには耐えられません。また「免震構造」は、阪神淡路地震以後に生み出された工法で、プレート境界型地震の経験が有りません。
従来の木造住宅では取り入れる事が難しかった制震構造を科学力で可能にしたのが制震工法です。すでに家を建てている場合でも、「耐震」・「制震」・「免震」の考え方を取り入れる事が出来ます。
免震は、曳家(ひきや)で家を持ち上げ、基礎に免震構造を組み込む事が出来ますが、曳家だけでも400縲鰀500万円くらい必要です。